古民家リノベーションとは？

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2022.08.20

みなさん、こんにちは！

リフォームからエクステリア・造園工事まで　

鹿児島のリノベーション＆大規模リフォーム専門店リノベ・スタジオ滝の神です。

あっという間に８月も後半…

暦の上ではとっくに秋になっているのですが、暑さはなかなか和らいでくれませんね💦

まだまだ暑い日が続きます、体調を整えて夏を満喫していきましょう🍻

本日は、カフェや民宿などおしゃれに活用されている古民家のリノベーションについてお話していこうと思います♪

1.古民家リノベーションとは？

『古民家リノベーション』とは、古くからあるお家の良いところはそのままに、修繕が必要なところや耐震性能や断熱性能などの機能面を高めたいなど、手を加えて再利用することです。

近年は古民家カフェやレストラン、古民家のホテルや民宿などなど、日本の古き良き趣を感じる事のできる古民家に注目が集まっています。

素敵な空間がオシャレであり、落ち着きますよね～♪

そんな古民家には、決められた定義はありませんが、一般的には建築後50年経過したものを古民家とされています。

一般社団法人全国古民家再生協会では「昭和25年の建築基準法制定時に既に建てられていた、伝統構法を用いた伝統的建造物の住宅」を古民家と定義しています。

考え方は人それぞれありますが、だいたい50年から72年以上たったもの、木組みなど木造軸組構法で建てられた家、茅葺屋根や日本瓦の屋根、太い梁がある家など伝統構法で建てられてた家を古民家というという風にとらえて頂けると良いかと思います！

※伝統構法：一般社団法人伝統構法耐震評価機構参照

そんな古民家リノベーションのメリットとデメリットをお伝えしていきます。

古民家リノベーションをお考えの方へ！

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2.古民家リノベーションのメリット

古民家リノベーションのメリットについてまとめてみました。

・伝統的な日本家屋の保存

昔ながらのレトロな雰囲気を感じられる古民家。

現代の家にはない古民家ならではの梁や柱の曲がりなど素材の味わいや土間や縁側・吹き抜けなどを活かしてリノベーションし住み続ける事で、伝統的な日本家屋を保存する事に繋がります。

・資源保護になる

古民家の梁や柱に使われているヒノキやケヤキは、８００年～１２００年強度が落ちるのにかかると言われています。そのため、土台がしっかりしており強度があるといわれます。

また、古民家の梁や柱は最近では手に入れにくいため、これらの貴重な建物・建材を残していくことで資源の保護にもなります。

・快適な住みやすさを得られる

昔ながらの古民家で、昔と同じように生活するのは今の時代の生活に慣れていると、なかなか難しい事ではないでしょうか。

古民家をリノベーションすることで、古き良き趣はそのままに、生活する上での機能面を高める事が出来ます。

キッチンやお風呂など水回りを新しく使いやすいものにしたり、耐震性や断熱性の補強することで安全性を高めたり、生活する上で何不自由なく快適に過ごすことができます。

・固定資産税が軽減される

固定資産税は、築年数で決まるので、今ある家を取り壊して建替えるよりも、リノベーションをした方が税金を軽減することができます。

※固定資産税の詳細については自治体で異なる場合があるため、自治体の窓口などで確認しておくと良いでしょう！

3.古民家リノベーションのデメリット

・気密性が低いため、断熱リフォームが必要になる

現代ほど冷蔵庫が発達している時代の建物ではないため、食べ物などが腐らないよう通気性を重視したつくりになっています。

そのため、夏は涼しいですが冬は寒く、また気密性が低いため冷暖房のコストが高くなる傾向があります。

この暑さ寒さが激しい時代に冷暖房のコストをおさえるためにも、断熱リフォームは必要になってきます。

・耐震リフォームが必要

1981年以前に建てられた物件は、旧耐震で建てられている為、今の耐震基準に満たないため耐震リフォームが必要になります。

・予想より費用が高くつく場合がある

古民家は築年数が経っているため、構造部分にも修繕や補強が必要であったり、工事を始めてから修繕が必要な個所がでてきたりと予想よりも工事費用がかかる場合があります。

また、将来を見据えてや、ご高齢の方が暮らす場合には、バリアフリー工事も必要になるため、費用がかかることもあります。

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